理念・大切にしていること

「社会に自然を 暮らしに自然を 人に自然を」

1980年代以降、日本は経済的な激変の影響をうけて、生活、教育も大きくかわってきました。高度経済成長からバブル経済という右肩上がりの経済的発展から反動的に低成長、そしてリーマンショックからの混沌した社会・生活となってきました。人生観や価値観、暮らし、子ども達のあそび、学びも大きく変わってきています。そうした中でも「有意義な生活・人生をおくろう」という人々の意思が強まりつつ感じられます。混沌から多様さへの再構築が始まり、暮らし全体も、「上を目指す」から「アイデンティティをつくる」に変わりました。

そうした中で、社会や暮らし、学びやあそびに「自然」という本来ヒトには不可欠な存在に、もういちど注目し、大切にしていくことで、社会や人生の豊かさを構築していきたい、と考えて「社会に自然を 暮らしに自然を 人に自然を」という考え方を大切にしています。「人と自然の橋渡し」になれる存在をめざしています。